元気生活圏の現状
1.構成集落
- 集落数
- 13集落(うち小規模・高齢化集落数 5集落)
- エリア設定の単位
- 学校統廃合前の小学校区
- 集落名
- 日野、大久保、瀬戸兼、中村、鹿野地、大畠、西、門前、横川、新畑東、新畑西、畑、河内
2.人口等
(2016年9月30日現在)
区分 |
世帯数 |
総人口 |
年少人口 |
生産年齢人口 |
老年人口 |
高齢化率 |
現在(A) |
193世帯 |
396人 |
15人 |
169人 |
212人 |
53.5% |
5年前(B) |
189世帯 |
428人 |
23人 |
207人 |
198人 |
46.3% |
A-B |
4世帯 |
-32人 |
-8人 |
-38人 |
14人 |
7.2% |
A/B |
102.1% |
92.5% |
65.2% |
81.6% |
107.1% |
115.6% |
3.地域コミュニティ組織の有無
4.地域の夢プラン作成の有無
5.生活環境の状況
行政サービス
市町支所 |
1 |
周南市役所向道支所(門前) |
公民館 |
1 |
大道理夢求の里交流館(門前) |
駐在所 |
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|
子育て・教育
医療・福祉
病院・診療所 |
1 |
周南市大道理診療所(鹿野地) |
福祉施設 |
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生活関連
商店 |
1 |
原商店(中村) |
ガソリンスタンド |
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金融機関 |
1 |
大道理簡易郵便局(門前) |
郵便局 |
1 |
大道理簡易郵便局(門前) |
交通機関
バス停 |
7 |
大道理(中村)、大道理小前(大畠)等 |
JR駅 |
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|
元気生活圏づくりに係る基本的方向
1.機能・サービスの拠点化
◎地域拠点施設「大道理夢求の里交流館」の機能強化
◆夢プラン実現のため、地域のシンボルであった旧大道理小学校を拠点施設に改修。
◆地域住民の学び、生きがいづくり、活躍及び集いの場を提供することにより、活力ある持
続可能な地域社会の実現を目指す。
◆管理・運営を担う指定管理者「大道理夢求の里交流館運営協議会」は、拠点施設としての
機能強化を促進するため、大道理をよくする会をはじめとする地域団体の活動支援や、地
域活性化に資する事業等を展開する。
◎高齢者等の生活支援サービスの充実
◆暮らしの困りごとを手助けする仕組み「便利屋」
一人暮らしの高齢者等に対して、御用聞きにより農作業や日常生活をサポートしていくと
ともに、安否確認や見守り活動を行うことにより安心して暮らせる地域を目指す。
◆「高齢者サロン」の機能強化
サロンの開催日には移動販売車が来所し買い物もできる環境を提供することなどにより、
集い・憩いの場の機能だけでなく、生活支援機能の補完も図る。
◆不足する機能を補う「生活交通」
買い物、教育、金融、福祉、医療といった機能は地域内では十分でないため、生活交通の
充実により近隣地区へのアクセスを確保しその機能を補う。
◎交流機能の強化・移住の推進
◆集客期間が限定される「芝桜まつり」だけでなく、交流館を拠点とした滞在型の体験活動
等を提供する仕組みを構築することにより、都市からの交流人口を増やすとともに、移住
の推進に繋げる。
2.集落間のネットワークの強化
◎生活交通「もやい便」の活性化
◆高齢者の通院や買い物支援、地域内の移動手段確保のため、自宅と大道理中心部、及び自
宅と近隣の生活機能集積地区を結ぶ路線を運行する。
◆利便性の向上を図り利用を促進させることにより、暮らし・生活環境の充実を目指す。
3.地域コミュニティ組織の育成
◎大道理をよくする会及び大道理夢求の里交流館運営協議会が中心となって、自立した地域運
営組織の構築を目指す。
◎大道理をよくする会専門部の目標(夢プラン行動計画(平成28~31 年度))
◆経済部:地域資源を活用した特産品の開発・販売、農産品加工所「ほたる工房」の活性化、
休耕地の有効活用
◆互助部:もやい便、便利屋の活性化
◆交流部:高齢者サロンの活性化、工作工房の活用、活動への参加を促す仕組みづくり、出
身者との交流機会の創出
◆自主防災:防災体制の整備、防災意識の醸成
◎大道理夢求の里交流館運営協議会の役割
◆地域に密着した施設の管理・運営
◆地域活動の支援
◆地域を活性化する事業の企画・実施
4.地域産業の振興と新たなビジネスづくり
◎農産品加工所「ほたる工房」の活性化
◆地域の農産品を活用した弁当等を販売。
◆新たな特産品の開発・販売に向けて研究を進める。
◆地域全体の取組みとして意識の醸成を更に図り、農産品の栽培・提供を促進させるととも
に、広報・PR活動も強化する。
◎休耕地の活用
◆和紙原料である三椏、楮の栽培について研究する。
◆農業法人の設立について検討を進める。
◆都市住民を対象とした農業体験活動「農業小学校」の開催について環境整備を行う。
◎交流事業の推進
◆「芝桜まつり」だけでなく、通年で交流事業が実施可能な環境を整備する。
◆「暮らし」、「農村」がいつでも体験できる仕組みを構築する。
5.都市部からの移住・定住の促進
◎「里の案内人」(移住コンシェルジュ)の活性化
◆移住希望者に対して紹介可能な物件を確保するため、空き家調査を促進させる。
◎お試し暮らし住宅「夢有民の家(むーみんのいえ)」の利活用
◆個別の移住希望者だけでなく、交流イベントや滞在型の体験活動等での活用も図る。
◎若者世代の定住
◆若い世代を地域ぐるみで支援するとともに、定住の環境を整備する。
元気生活圏づくりの主な取組
- 地域拠点の管理運営(指定管理業務)
(実施主体等:大道理をよくする会、大道理夢求の里交流館運営協議会、周南市)
- 「便利屋」の活性化
(実施主体等:大道理をよくする会)
- 「もやい便」の活性化
(実施主体等:大道理をよくする会、周南市)
- 地域資源を活用した特産品の開発・販売
(実施主体等:大道理をよくする会、ほたる工房)
- 農産品加工所「ほたる工房」の活性化
(実施主体等:大道理をよくする会、ほたる工房)
- 休耕地の有効活用
(実施主体等:大道理をよくする会、大道理夢求の里交流館運営協議会)
- 高齢者サロンの活性化
(実施主体等:大道理をよくする会)
- 工作工房の活用
(実施主体等:大道理をよくする会)
- 活動への参加を促す仕組みづくり
(実施主体等:大道理をよくする会)
- 出身者との交流機会の創出
(実施主体等:大道理をよくする会)
- 防災体制の整備、防災意識の醸成
(実施主体等:大道理をよくする会)
- 「里の案内人」(移住コンシェルジュ)の活性化
(実施主体等:大道理をよくする会)
- お試し暮らし住宅の利活用
(実施主体等:大道理をよくする会)
- 若者世代の定住
(実施主体等:大道理をよくする会)
- 交流事業の推進
(実施主体等:大道理をよくする会、百笑倶楽部、大道理夢求の里交流館運営協議会)