福栄地域
元気生活圏の現状
1.構成集落
- 集落数
- 47集落(うち小規模・高齢化集落数 26集落)
- エリア設定の単位
- 市町村
- 集落名
- 文捨、山崎、堂ヶ迫、入屋、鶴ヶ谷、平蕨、平蕨台、麦谷、半田、蕪根、高坂、生野、桜、金峯、扇町、東宗、西宗、鎌浦、榎屋、別所、押原、仁保谷、上莚野、下莚野、黒川、吉田、堀越、栗原、小西見、紫福市、田中、中山、小野田、奥畑、紫福平原、横貝、京場、壇今木、永田沖、永井、畑、紫福殿川、紫福長尾、杉原、堂ヶ市、紫福山田、向山
2.人口等
(2021年6月30日現在)
区分 |
世帯数 |
総人口 |
年少人口 |
生産年齢人口 |
老年人口 |
高齢化率 |
現在(A) |
765世帯 |
1,553人 |
80人 |
572人 |
901人 |
58.0% |
5年前(B) |
854世帯 |
1,896人 |
134人 |
815人 |
947人 |
49.9% |
A-B |
-89世帯 |
-343人 |
-54人 |
-243人 |
-46人 |
8.1% |
A/B |
89.6% |
81.9% |
59.7% |
70.2% |
95.1% |
116.2% |
3.地域コミュニティ組織の有無
- 福栄コミュニティ協議会(設立年月日:2009年6月24日)
4.地域の夢プラン作成の有無
5.生活環境の状況
行政サービス
市町支所 |
2 |
福栄総合事務所、紫福支所 |
公民館 |
2 |
福川公民館、紫福公民館 |
駐在所 |
2 |
福井駐在所、紫福駐在所 |
子育て・教育
保育所 |
2 |
福川保育園、紫福保育園 |
幼稚園 |
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小学校 |
1 |
福栄小中学校 |
中学校 |
1 |
福栄小中学校 |
高等学校 |
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医療・福祉
病院・診療所 |
1 |
福川診療所 |
福祉施設 |
6 |
特別養護老人ホーム紫福園、紫福園デイサービスセンター、萩市福栄老人福祉センター、萩社協訪問介護事業所、萩市在宅介護支援センターふくえ、グループホーム華房福栄 |
生活関連
商店 |
8 |
吉寅商店、JA山口県福川ふれあい店、JA山口県紫福生活センター、道の駅ハピネスふくえ、岡崎商店、藤原商店、大野酒店、藤野商店 |
ガソリンスタンド |
1 |
JA紫福給油所 |
金融機関 |
1 |
JA山口県阿中支所 |
郵便局 |
2 |
福井郵便局、紫福郵便局 |
交通機関
バス停 |
31 |
(防長バス) 吉田入口、黒川、扇町、桜、堀割、福栄総合事務所前、福井市、榎谷、別所、堂ヶ迫、山崎、山崎上、法師越、砂堂、長尾入口、福栄中学校前、押原、向山、長田沖、永井、畑、紫福支所前、堀越、紫福支所、中山、紫福市、栗原、殿川、京場、平原、平原農村公園前 |
JR駅 |
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元気生活圏づくりに係る基本的方向
1.機能・サービスの拠点化
福栄地域は、行政サービスを提供する福栄総合事務所の周辺に、公民館、診療所、福祉施設、学校、郵便局等の主要施設が集中し、住民が日常生活に必要とするサービスを提供している。また、近隣の主要都市への移動拠点となる福栄総合事務所前バス停も総合事務所前の基幹的集落内に位置している。さらに、平成30年度以降、福栄総合事務所、福栄コミュニティセンター、福栄保健センターを合築し、拠点施設としての機能の充実することとしている。
今後、地域の団体等による地域活動を活性化させるため、必要に応じて活動拠点の整備等を検討するとともに、基幹的集落を中心に様々なサービスを提供し、福栄地域全体の振興を支援する。
2.集落間のネットワークの強化
福栄地域では、近隣の主要都市である萩市街地や山口市への移動手段として、民間の防長バスが運行しており、地域内の交通空白地については、定時定路線便及びデマンド式の地域巡回バス「ぐるっとバス」を運行し、交通弱者の移動手段を確保している。
今後、利用状況に応じて、民間バスの既存路線を維持していくとともに、利用者がより利用しやすい地域巡回バスの運行方法等を検討し、利便性の向上を図る。
3.地域コミュニティ組織の育成
地域の各種団体で構成する「福栄コミュニティ協議会」が中心となり、特性を活かした地域づくりに向けて、福祉、産業、社会教育等を担う各種コミュニティ組織の育成を推進していくとともに、地域の担い手となる人材の掘り起こし及び育成に努めていく。
特に高齢化が著しい本地域においては、高齢者が安全に安心して暮らせる地域づくりを進めるため、高齢者の見守りや生活支援など、住民主体の生活支援サービスの充実に努める。
また、平成27年に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一部として世界遺産登録された「大板山たたら製鉄遺跡」をはじめとする地域の重要な資産を後世に継承するため、住民一人ひとりが地域づくりに参画できるような組織体制の整備を行なう。
4.地域産業の振興と新たなビジネスづくり
福栄地域の基幹産業である農業については、担い手の高齢化に伴う労働力不足に対応するため、集落営農法人の設立を促進してきたところである。今後は、法人の連合体の育成や地域の農業の担い手となり得る意欲ある農業者が連携し、地域営農を補完するネットワークを構築するとともに、新たな人材の確保、育成を推進する。
また、農業協同組合をはじめとする民間団体や地域おこし協力隊等の外部人材との協働により、福栄地域の地理的特徴を生かした新規農作物の検討や既存の特産品を活用した新たな商品の開発等を推進し、地域産業の振興を図る。
5.都市部からの移住・定住の促進
地域の空き家を住まいとして再利用するため、データベース化することにより、空き家の正確な情報を把握し、移住希望者のニーズに対応するとともに、地域の実情に詳しい地域移住サポーターを配置し、移住支援体制の充実を図る。
また、地域の資源や文化などを活用し、地域体験や空き家を活用した民泊体験等を推進し、福栄地域への定住促進を図る。
更に、移住後も住みやすい地域づくりを目指し、地域住民・各種団体・行政の連携を強化し、地域全体の受入意識の高揚を図り、地域おこし協力隊等の外部人材も活用しながら移住者に開かれた地域づくりを推進する。
元気生活圏づくりの主な取組
- 福栄地域生涯学習発表会・作品展
(実施主体等:実行委員会)
- ふくふくサロン
(実施主体等:福川ささえあい活動推進委員会)
- ほほえみサロン
(実施主体等:ささえ愛ねっと紫福“ほほえみ”)
- グリーンツーリズム(農業体験、農家民泊)
(実施主体等:グリーンツーリズム推進協議会ほか)