阿東地福地域
元気生活圏の現状
1.構成集落
- 集落数
- 21集落(うち小規模・高齢化集落数 2集落)
- エリア設定の単位
- 現在の公民館
- 集落名
- 山田、赤根屋、店屋、的場、笠石、岡、市、用路、惣原、南界、若小幡、葉ツ久、桜乃里、名草、鷹の巣、荒瀬、向原、阿東園、上杉原、下杉原、田代
2.人口等
(2021年6月30日現在)
区分 |
世帯数 |
総人口 |
年少人口 |
生産年齢人口 |
老年人口 |
高齢化率 |
現在(A) |
611世帯 |
1,101人 |
44人 |
409人 |
648人 |
58.9% |
5年前(B) |
643世帯 |
1,295人 |
74人 |
582人 |
659人 |
50.9% |
A-B |
-32世帯 |
-194人 |
-30人 |
-173人 |
-11人 |
8.0% |
A/B |
95.0% |
85.0% |
59.5% |
70.3% |
98.3% |
115.7% |
3.地域コミュニティ組織の有無
- NPO法人 ほほえみの郷 トイトイ(設立年月日:2012年3月26日)
4.地域の夢プラン作成の有無
- 地福の夢プラン(地福ほほえみの郷構想)(作成年月日:2014年3月)
5.生活環境の状況
行政サービス
市町支所 |
1 |
阿東地域交流センター地福分館 |
公民館 |
|
|
駐在所 |
1 |
地福駐在所 |
子育て・教育
保育所 |
1 |
地福保育園 |
幼稚園 |
|
|
小学校 |
1 |
さくら小学校 |
中学校 |
1 |
阿東中学校 |
高等学校 |
|
|
医療・福祉
病院・診療所 |
2 |
澤田医院、原医院 |
福祉施設 |
2 |
特別養護老人ホーム阿東園,阿東老人福祉センター |
生活関連
商店 |
4 |
ほほえみの郷トイトイ(市),樹里庵(上杉原),下瀬りんご園(惣原),総合作業センター(向原) |
ガソリンスタンド |
|
|
金融機関 |
1 |
JA山口中央阿東地福支所 |
郵便局 |
1 |
地福郵便局 |
交通機関
バス停 |
17 |
防長交通5箇所,生活バス12箇所 |
JR駅 |
2 |
地福駅,名草駅 |
元気生活圏づくりに係る基本的方向
1.機能・サービスの拠点化
地福地域においては、高齢化が進み、独居若しくは夫婦のみの高齢者世帯が増加する中、平成22年2月に地区内唯一のスーパーが撤退するなど、自家用車による移動が困難な高齢者などを中心に、買い物機能など、日常生活に必要なサービスの確保への不安が広がった。
こうした状況の中、地福地域づくり協議会を中心に、地域住民主体の課題解決への取組をスタートし、平成23年12月に地域の将来構想である「地福ほほえみの郷構想」を立ち上げ、その推進体制として、地福ほほえみの郷運営協議会が設立された。
その後、同協議会が地域内の自治会を通じて各世帯に開設支援金を募るなどし、平成24年4月、地域の交流拠点としてミニスーパー機能を備えた「ほほえみの郷トイトイ」がオープンした。
こうした、地域住民主体による取組を積極的に支援し、地域課題を地域住民と共有し、協働により解決していくことで、地域住民が住み慣れた地域で安心して生活でき、誇りが持てる地域づくりを、元気生活圏づくりの基本的方向とする。
地域内唯一のスーパーの撤退を受け、地域住民の主体的取組から始まった「ほほえみの郷トイトイ」の機能・サービスの強化を図る。
2.集落間のネットワークの強化
自ら運転することができない高齢者がますます増加する中、日常生活に必要なサービスを確保するため、基幹的集落と周辺集落を繋ぐ交通手段を確保する。
〇ICTを活用した情報ネットワークの構築
デジタル技術を利用した情報発信や高齢者の見守りサービスの導入に向けた検討を行う。
〇ICTを活用した地域に合った移動のしくみづくり
地域づくり協議会やほほえみの郷トイトイなど地域と連携して進める。
3.地域コミュニティ組織の育成
地域住民や地域にある各種団体が組織の枠を超えて相互に補完・サポートし合える仕組みづくりや新たな担い手の育成を進める。
〇既存団体による話し合い、若者の参加
地域づくり協議会やほほえみの郷トイトイが連携して地域課題等について話し合う場を積極的に設ける。また地域活動への若者の積極的な参加を促し、新たな担い手として育成する。
4.地域産業の振興と新たなビジネスづくり
未利用資源(休耕田、空き屋など)を活用した、コミュニティビジネスを推進する。
〇休耕田を活用した取り組み
ほほえみの郷トイトイと地域の農業生産法人や女性が連携して、休耕田を活用した野菜づくりを開始した。店舗での販売など将来の事業展開を検討する。
5.都市部からの移住・定住の促進
地域の空き家の有効活用。子育て世代や高齢者にも優しい定住環境を整備する。
〇空き家を活用した取り組みの検討
空き家を移住希望者の田舎暮らしの体験や地域住民との交流の場として活用するためセルフリノベーションにより整備
〇子育て世代や高齢者の支援
地域が主体となり、放課後の子供の面倒や高齢者の食事などをサポートする仕組みづくりを検討。
〇テレワーク・ワーケーションの推進
空き家を活用したコワーキングスペースでのワーケーションや企業研修の受け入れを検討。新たなビジネスづくりに取り組む。
元気生活圏づくりの主な取組
- 地域交流拠点「ほほえみの郷トイトイ」の機能・サービス強化に向けた取り組み
(実施主体等:NPO法人ほほえみの郷トイトイ、山口市)
- ICTを活用した情報ネットワークの構築
(実施主体等:NPO法人ほほえみの郷トイトイ、地福地域づくり協議会、山口市)
- ICTを活用した地域に合った移動のしくみづくり
(実施主体等:NPO法人ほほえみの郷トイトイ、地福地域づくり協議会、山口市)
- 既存団体による話し合い、若者の参加
(実施主体等:NPO法人ほほえみの郷トイトイ、地福地域づくり協議会、山口市)
- 休耕田を活用した取り組み
(実施主体等:NPO法人ほほえみの郷トイトイ、山口市)
- 空き家を活用した取り組みの検討
(実施主体等:NPO法人ほほえみの郷トイトイ、地福地域づくり協議会、山口市)
- 子育て世代や高齢者の支援
(実施主体等:NPO法人ほほえみの郷トイトイ、地福地域づくり協議会、山口市)
- テレワーク・ワーケーションの推進
(実施主体等:NPO法人ほほえみの郷トイトイ、山口市)