上関地域

元気生活圏の現状

1.構成集落

集落数
16集落(うち小規模・高齢化集落数 3集落)
エリア設定の単位
旧小学校区
集落名
上関1区、上関2区、上関3区、上関4区、上関5区、上関6区、上関7区、上関8区、上関9区、上関10区、上関11区、上関12区、上関13区、上関14区、上関15区、上関16区

2.人口等

(2021年5月1日現在)

区分 世帯数 総人口 年少人口 生産年齢人口 老年人口 高齢化率
現在(A) 424世帯 802人 59人 347人 396人 49.4%
5年前(B) 462世帯 943人 96人 451人 396人 42.0%
A-B -38世帯 -141人 -37人 -104人 0人 7.4%
A/B 91.8% 85.0% 61.5% 76.9% 100.0% 117.6%

3.地域コミュニティ組織の有無

  • 上関ふるさとづくり推進会議 (設立年月日:1993年9月27日)

4.地域の夢プラン作成の有無

5.生活環境の状況

行政サービス

市町支所 1 上関町役場
公民館 1 上関地区館
駐在所 1 上関駐在所

子育て・教育

保育所 2 上関相互保育園、踊堂保育園
幼稚園
小学校 1 上関小学校
中学校 1 上関中学校
高等学校

医療・福祉

病院・診療所 3 海のまち診療所、上関町歯科診療所、松岡医院
福祉施設 1 上関町社会福祉協議会、

生活関連

商店 3 秋月商店、藤井酒店、上関町特産物センター
ガソリンスタンド 1 第一カクタス
金融機関 3 山口銀行上関支店、東山口信用金庫上関支店、山口県漁協 上関支店
郵便局 1 上関港郵便局

交通機関

バス停 11 (防長バス)上関大橋、渡船場前、天神前、上関(町営バス)特産物センター、海のまち診療所、渡船場前、天 神、上関、かみのせきハイツ、沖ノ浜
JR駅

元気生活圏づくりに係る基本的方向

1.機能・サービスの拠点化

上関地区は、役場本庁、金融機関、医療機関、学校施設、漁協、郵便局等の主要施設が集中しており、行政をはじめとする各種サービスについて提供されている半面、高齢化による既存商店の廃業等により、地域の利便性の低下が顕著である。
上関地区館においては、老朽化のため令和4年度に建替えを予定しており、建設後は地区の活動拠点とするほか、地域団体を運営主体として、空き家や既存施設を有効的に活用したコミュニティスペースや交流の場を整備することで、地域の活力の創出へと繋げていく。

2.集落間のネットワークの強化

民間事業者の介入しない地区におけるアクセスの向上を図るため、町営バスの機能の増強を図る。また、高齢者等に対し、通院や買い物等の交通費を助成する「福祉優待バス乗車証」を交付することで、日常的な交通機関の利便性を高めるとともに、集落間における交流を促進する。
また、令和3年度には民間通信事業者による情報通信網の光ファイバー化が町内全域を対象に整備されることから、リモートによる地域間の交流を図る等、有効的に活用していく。

3.地域コミュニティ組織の育成

各自治会への自治会組織運営費助成金を活用し、地域のコミュニティ機能を維持していく。また、人口減少と高齢化により集落機能の低下がみられる地域においては、地域おこし協力隊などを導入しながら、集落の枠組みを越えて広域的に支え合う新たなコミュニティ組織づくりを構築していく。

4.地域産業の振興と新たなビジネスづくり

県指定有形文化財の「旧上関番所」をはじめとした、朝鮮通信使に関する遺構など、既存の歴史的観光資源を有効的に活用するとともに、町の将来像である「花咲く海の町・上関」を具現化するための「上盛山花木公園」の整備を行い、観光産業の振興を図る。また、質の高い農水産物を生かした特産品づくりを推進し「花・海・食」を融合させた新たな観光ビジネスへと繋げていく。

5.都市部からの移住・定住の促進

高齢者が安心して暮らせるサービスを充実させるとともに、教育や福祉、医療など、子育てがしやすい環境を総合的に整え、地域ぐるみでの支援や人材育成を含めた体制を強化する。また、家族向けの定住促進住宅や単身用住宅など、多様な世帯構成に対応可能な住宅の整備を行うほか、空き家バンクの充実を図り、移住・定住を促進していく。

元気生活圏づくりの主な取組

  • 自治会組織等運営費助成事業
    (実施主体等:上関町)
  • 空き家バンク制度
    (実施主体等:上関町)
  • 定住促進住宅建設事業
    (実施主体等:上関町)
  • 城山歴史公園さくらまつり
    (実施主体等:上関町観光協会 )
  • 上関地区地域コミュニティ施設整備事業
    (実施主体等:上関町)