北河内地域

元気生活圏の現状

1.構成集落

集落数
8集落(うち小規模・高齢化集落数 1集落)
エリア設定の単位
北河内出張所(旧北河内村)
集落名
守内、瓦谷、杭名、下、二鹿、行波、天尾、相ノ谷

2.人口等

(2022年7月1日現在)

区分 世帯数 総人口 年少人口 生産年齢人口 老年人口 高齢化率
現在(A) 593世帯 1108人 54人 489人 565人 51.0%
5年前(B) 649世帯 1298人 94人 625人 579人 44.6%
A-B -56世帯 -190人 -40人 -136人 -14人 6.4%
A/B 91.4% 85.4% 57.4% 78.2% 97.6% 114.3%

3.地域コミュニティ組織の有無

  • 北河内未来塾(設立年月日:2019年12月1日)
  • 地域交流の里(設立年月日:2007年4月1日)

4.地域の夢プラン作成の有無

5.生活環境の状況

行政サービス

市町支所 1 北河内出張所(下)
公民館 1 中央公民館北河内分館(下)
駐在所 1 北河内警察官駐在所(下)

子育て・教育

保育所
幼稚園 1 北河内認定こども園(下)
小学校 1 岩国市立杭名小学校(杭名)
中学校
高等学校

医療・福祉

病院・診療所
福祉施設 2 桜の園(下)、光葉苑(下)

生活関連

商店 3 魚亀(下)、江木商店(下)、村重商店(天尾)
ガソリンスタンド
金融機関 1 北河内郵便局(下)
郵便局 1 北河内郵便局(下)

交通機関

バス停 15 いわくにバス、岩国市過疎地域乗合バス、防長交通
JR駅 3 行波(行波)、北河内(天尾)、守内かさ神(守内)

元気生活圏づくりに係る基本的方向

1.機能・サービスの拠点化

 北河内出張所は中央公民館北河内分館が併設されており、各種証明書の発行、公金の収納等の窓口サービスを行うとともに、地域活動やコミュニティ活動の拠点となっており、住民が気軽に集まることのできる憩いの場となるよう、趣味や教養を高める公民館事業を実施するとともに、災害時には避難所として位置づけられています。

2.集落間のネットワークの強化

 北河内地区は、錦川鉄道と、いわくにバス、防長交通及び岩国市過疎地域乗合バスにより、生活交通が確保されているとともに、集落間の移動を行うことが可能です。
 既存のサービスが地域の状況に合わない場合は、より地域の状況に合った移動手段の見直しを図ります。

3.地域コミュニティ組織の育成

 北河内地区においては、北河内未来塾が設立され、自治会・地区社会福祉協議会等と協働し、人口維持に向けた移住の取り組み・地域振興対策など、地域の特性をいかし、維持可能な活力ある小さな拠点づくりに向けた取り組みが進められています。
 地域交流の里は、休校中の校舎を拠点に、農作業体験を通じた地域交流・国際交流活動に長年取り組んでいます。
 地域おこし協力隊の派遣をはじめ、地域活動支援の充実を図りながら、住民主体の地域づくりを推進します。

4.地域産業の振興と新たなビジネスづくり

 地区を流れる錦川では、アユ釣りや川遊びが楽しめ、山間部にある「二鹿野外活動センター」では、総合運動場やキャンプ場があり、ここを拠点として登山も楽しめる多目的施設となっており、近隣問わず多くの人が訪れています。地域おこし協力隊を北河内地区に派遣し、これらの地域資源の発見や魅力の発信を行い、地域が目指す未来の実現に向けて、地域住民や関係団体と協働し、活性化に取り組みます。
 農業においては、二鹿地区において営農モデルプランを作成するなど、UJIターンを想定した新規就農者の受入促進を図り、就農支援に取り組みます。

5.都市部からの移住・定住の促進

 IJU(移住)応援団が中心となって、地域の空き家を有効活用し、新規移住者向けの住宅を確保します。
 お試し暮らし住宅の導入について検討を行い、関係人口づくりの場として活用することで、移住・定住の促進を図ります。

元気生活圏づくりの主な取組

  • 移住応援団による空き家の掘り起こし
    (実施主体等:北河内未来塾)
  • 小さな拠点づくりプロジェクト
    (実施主体等:北河内未来塾)
  • 地域おこし協力隊の導入
    (実施主体等:岩国市)
  • 日米交流事業(農業体験交流)
    (実施主体等:地域交流の里)