元気生活圏の現状
1.構成集落
- 集落数
- 53集落(うち小規模・高齢化集落数 41集落)
- エリア設定の単位
- 市町村合併前の町村
- 集落名
- 尾の坂、湯の口、佐波木、朝鳥、宇立、市上、市下 、岡田、江良、菅谷、毛木山、毛木、鈴倉、野田、大光寺、麻生、三戸原、鍛冶屋、志和田、広瀬下、広瀬上、吉部殿川、平ヶ重、天坪、深谷、二反田、吉部長尾、柳、鱒谷、千石台1・3区、千石台2区、千石台4区、千石台5区、中郷、宮廻、下領、影畑、花見、後井、辻山、高佐横坂、羽月、岸高、中央、御舟子、小国、中橋、金谷、高佐上市、札の奥、領家、伏馬、安附
2.人口等
(2021年3月31日現在)
区分 |
世帯数 |
総人口 |
年少人口 |
生産年齢人口 |
老年人口 |
高齢化率 |
現在(A) |
682世帯 |
1,306人 |
67人 |
495人 |
744人 |
57.0% |
5年前(B) |
759世帯 |
1,567人 |
91人 |
642人 |
834人 |
53.2% |
A-B |
-77世帯 |
-261人 |
-24人 |
-147人 |
-90人 |
3.8% |
A/B |
89.9% |
83.3% |
73.6% |
77.1% |
89.2% |
107.1% |
3.地域コミュニティ組織の有無
4.地域の夢プラン作成の有無
- むつみ地域の夢プラン(作成年月日:2020年3月)
5.生活環境の状況
行政サービス
市町支所 |
2 |
むつみ総合事務所、高俣支所 |
公民館 |
2 |
吉部公民館、高俣公民館 |
駐在所 |
2 |
吉部駐在所、高俣駐在所 |
子育て・教育
保育所 |
1 |
むつみ保育園 |
幼稚園 |
|
|
小学校 |
1 |
むつみ小学校 |
中学校 |
1 |
むつみ中学校 |
高等学校 |
|
|
医療・福祉
病院・診療所 |
1 |
むつみ診療所 |
福祉施設 |
1 |
特別養護老人ホームむつみ園 |
生活関連
商店 |
6 |
JA吉部購買店舗、JA高俣購買店舗、塩屋商店、佐々木酒店、八千代酒造、道の駅「うり坊の郷」 |
ガソリンスタンド |
1 |
JA吉部給油所 |
金融機関 |
2 |
JA吉部支所、JA高俣支所 |
郵便局 |
2 |
むつみ郵便局、高俣郵便局 |
交通機関
バス停 |
24 |
柳、若藪、長尾、三戸原、鍛冶屋、志和田、吉部、殿川入口、二反田、むつみ総合事務所前、岡田、吉部市、宮の原、影、車庫前、前尻、花見、中郷、高俣支所前、高佐中央、領家、片俣、小国、御舟子 |
JR駅 |
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元気生活圏づくりに係る基本的方向
1.機能・サービスの拠点化
むつみ地域は、行政サービスを提供するむつみ総合事務所を中心として、公民館、診療所、福祉施設、学校施設、郵便局等の主要施設が集中し、住民が日常生活に必要とするサービスを提供している。また、周辺都市への移動拠点となる吉部バス停も総合事務所から約1km 内に位置している。
平成28年度、地域住民の活動・交流を促すために、総合事務所内に高齢者の交流の場としてサロンスペースを開設し、また、総合事務所内にJA機能を移転し、拠点施設としての機能の充実を図っている。
今後も、総合事務所エリアの空きスペースの活用を検討するとともに、行政と民間を含めた各機関・組織との連携を強化し、むつみ地域におけるサービスの一元化を推進していく。
2.集落間のネットワークの強化
むつみ地域では、萩や山口などの市街地への移動手段として、吉部地区より民間防長バスが運行しており、また、吉部地区と高俣地区間については、廃止代替バスが運行しているが、集落によっては、公共交通の空白地となっているため、地域の拠点と交通空白集落を結ぶ交通手段として、デマンド式の地域巡回バス「ぐるっとバス」を運営している。
今後、デマンド式の地域巡回バスの利便性の向上を図るなど、効率的・効果的な交通ネットワークの構築や高齢者など交通弱者の移動手段の確保に努める。
3.地域コミュニティ組織の育成
むつみコミュニティ協議会が中心となり、地域の特性を活かしたむつみらしい地域づくりに向け、福祉、産業、社会教育を担う各種コミュニティ活動団体との連携を強化し、住民主体となった地域コミュニティ組織の育成を推進していくとともに、地域の核となる人材の掘り起こし及び育成に努めていく。
特に少子高齢化が著しい本地域においては、高齢者が安全に安心して暮らせる地域づくりを進めるため、高齢者の見守りや生活支援など、住民主体の生活支援サービスの充実に努め、また、地域を担う子供たちに対して、伝統芸能の継承やふるさと学習の提供、地域づくりへの参画を促し、郷土愛を育み、地域の連帯感やこれからの地域づくりに向けた機運の醸成を図る。
4.地域産業の振興と新たなビジネスづくり
むつみ地域の基幹産業である農業は、担い手の高齢化に伴う労働力不足に対応するため、集落営農法人の設立を促進してきたが、今後は、これからの法人の連合体の育成や地域の農業の受け手となりえる意欲ある個別農業者が連携し、高齢者がリタイアする地域営農を補完するネットワークを構築するとともに、地域内人材の掘り起こしと外部人材による新たな担い手の確保と育成を推進していく。
また、JAをはじめとする民間団体や地域おこし協力隊など外部人材との協働により「山口あぶトマト」、「千石台大根」など地域の特産品を使用した新たな商品メニューの開発や特産品づくりを推進するとともに、地域産品の直売所である道の駅「うり坊の郷katamata」や「Market623」、「萩・むつみの恵」の施設の機能強化を行い、6次産業化に繋げるなど経営の多角化・複合化を推進し、地域産業の振興を図る。
5.都市部からの移住・定住の促進
地域の空家をデータベース化することにより、空家の正確な情報を把握し、移住希望者のニーズに対応するとともに、地域の実情に詳しい地域移住サポーターを配置し、移住支援体制の充実を図る。
また、地域の資源や文化などを活用し、地域体験を通じたグリーンツーリズムを推進していくとともに、空き家を活用した民泊体験や移住者向け住宅の整備を検討し、むつみ地域への定住促進を図る。
更に、移住者が移住後も住みやすい地域づくりを目指し、地域住民・行政・各種団体の連携を強め、地域全体の受入意識の高揚を図り、移住者に開かれた地域づくりを推進する。
元気生活圏づくりの主な取組
- ふれあい盆踊り花火大会
(実施主体等:むつみコミュニティ協議会)
- むつみふるさとまつり
(実施主体等:むつみコミュニティ協議会)
- 高齢者生活支援(むつみ愛サービス)
(実施主体等:むつみ元気支援隊 )
- 地域交流サロン
(実施主体等:むつみ元気支援隊ほか)
- 地域営農補完ネットワーク
(実施主体等:地域の農業ネットワークほか)
- 景観保全活動(ひまわりロード、桜・水仙の植栽等)
(実施主体等:むつみコミュニティ協議会ほか)
- グリーンツーリズム(農業体験、農家民泊)
(実施主体等:) グリーンツーリズム推進協議会ほか)
- ウォーキング、サイクリングルート開設(登山道整備、看板、マップ製作)
(実施主体等:むつみコミュニティ協議会ほか)
- 菜の花まつり
(実施主体等:むつみひまわり咲かせ隊 )
- ひまわりロードフェスタ
(実施主体等:むつみひまわり咲かせ隊 )
- むつみ地域花畑活用実証事業
(実施主体等:むつみひまわり咲かせ隊)