南河内地域

元気生活圏の現状

1.構成集落

集落数
12集落(うち小規模・高齢化集落数 0集落)
エリア設定の単位
岩国市南河内地区
(旧南河内村)
集落名
土生、角、保木、上田、寺山、近延、行正、入野、大山、廿木、伊房、竹安

2.人口等

(2019年1月1日現在)

区分 世帯数 総人口 年少人口 生産年齢人口 老年人口 高齢化率
現在(A) 651世帯 1,341人 111人 791人 638人 47.5%
5年前(B) 691世帯 1,540人 140人 776人 624人 40.5%
A-B -40世帯 -199人 -29人 15人 14人 7.0%
A/B 94.2% 87.0% 79.2% 78.1% 101.9% 117.2%

3.地域コミュニティ組織の有無

  • 南河内むらづくり塾(設立年月日:1994年2月5日)

4.地域の夢プラン作成の有無

5.生活環境の状況

行政サービス

市町支所 1 岩国市南河内出張所(土生)
公民館 1 岩国市中央公民館南河内分館(土生)
駐在所

子育て・教育

保育所
幼稚園
小学校 1 岩国市立河内小学校(土生)
中学校 1 岩国市立岩国西中学校(角)
高等学校

医療・福祉

病院・診療所
福祉施設

生活関連

商店
ガソリンスタンド 1 高木石油
金融機関 1 JA山口東
郵便局 1 南河内郵便局(土生)

交通機関

バス停 14 防長バス(6)、地域乗合バス(8)
JR駅 1 錦川鉄道南河内駅(角)

元気生活圏づくりに係る基本的方向

1.機能・サービスの拠点化

〇JA山口東の倉庫を賃借した上で、農産加工施設を整備し、弁当・惣菜、みそ類の加工品を製造、販売できる拠点施設を整備します。
・2018年9月 工事着手予定
・2018年12月 完了予定

2.集落間のネットワークの強化

〇夢プランの作成過程において、地域内乗合タクシーの整備検討を行います。

3.地域コミュニティ組織の育成

〇2017年度から地域おこし協力隊の導入に向け、市と地域が連携して隊員の募集を行っているが、現時点で未設置。2018年度も引き続き募集を行うこととし、隊員の勤務地は南河内出張所となっていることから、導入後は出張所を活動の拠点場所として、地域、市、隊員、地域の活動団体が一致協力して地域活動の充実を図ります。
〇「南河内むらづくり塾」のほのぼの班が、病気や火災などの緊急時の体制づくりとして、緊急連絡カードの配付や緊急通報装置の普及に努めています。
〇地域の高齢化とひとり暮らしの世帯が増加しているため、農産加工事業を早期に軌道に乗せ、弁当の宅配サービスにより、高齢者の見守り対策を推進します。
〇地域内には自治会、社会福祉協議会のほか、PTA、消防団、長寿会、南河内むらづくり塾、企業組合河内グランマ等の活動団体があり、これらの団体を構成員とする南河内夢プラン推進協議会(現在休会中)を立ち上げ、地域の課題や解決方法、将来の目標、役割分担を決めていく地域の活動計画づくりを進める機運を高めます。
〇2017年7月に企業組合河内グランマを設立。組合が行う主な事業は次のとおり。
1.菓子等の製造及び販売
2.弁当、惣菜等の製造及び販売
3.みその製造及び販売
4.農産物等の生産及び販売
5.前各号の事業に附帯する事業

4.地域産業の振興と新たなビジネスづくり

〇農産加工施設の整備後、早期に事業を軌道に乗せ、人員の増加を含めた規模の拡大を図ります。
〇2018年3月23日にグランドオープンした「FAM’Sキッチンいわくに」への出荷、事業収益の増加により、事業体の経営強化を図ります。
〇定時開催の朝市の活性化とイベント(菜の花フェスタ、ふれあい広場開設記念イベント)の規模拡大を図ります。

5.都市部からの移住・定住の促進

〇2016年に設立した「河内空家応援隊」(市の認定を受けた移住者を受け入れるためのボランティア組織)は、市の中山間地域振興課と連携して、空き家の掘り起こしと移住者の受け入れを積極的に行います。
〇2018年4月1日時点で3件の空き家を公開中、2016年以降4件の空き家成約。

元気生活圏づくりの主な取組

  • 菜の花フェスタ
    (実施主体等:地域)
  • ふれあい広場開設記念イベント
    (実施主体等:地域)
  • 移住応援団「河内空家応援隊」による空き家の掘り起こし
    (実施主体等:地域)
  • ふるさと通信の発行
    (実施主体等:地域)
  • 地域おこし協力隊の導入
    (実施主体等:市・地域)